■使わない食器が8割

母はひとり暮らしですが

食器の量は

大家族でも足りるほと置いてあります

 

その理由は・・・

 

年に一度のお正月だけ

大家族になるからです

その数、15名...

 

しかし

年に一度のことに

15名のことを考える必要があるでしょうか?

 

一番使い勝手の良い食器棚はココ

でも、母がひとりで普段使っているのは

ご飯茶碗 1個

お椀 1個

小丼 1個

小皿 1枚

中皿 1枚...

こんな感じです

 

お料理に器を合わせて使ったとしても

この中の2割で十分足りるのです

 

ですが、あるのはこの食器だけではありません

 

こちらには大皿や丼類がびっしり入っています

一番下には

熱々で食べられるようにと

ステーキ専用鉄皿も11枚あります

 

捨てない理由は

「高かったから」...

 

その他にも

「記念の器だから」...

 

あの方から

「貰ったものだから」...

 

いつか

「使う日も来ると思うから」...

 

・・・(-。-;)

 

その他にも食器棚があります

もう誰も使わないアイスペールと水差しも

 

そしてこちらには

誰も飲まない日本酒専用器や

ワイングラスなど...

見えない部分にもグラスが20個

母の気持ちも

わからないわけではありません

 

昭和の何もない時代に生まれ育った母が

その時、その時

必要と思って買い揃えてきたモノばかりです

 

父が生きてたときに

愛用していたモノも

捨てられない理由でもあるのです

 

でもね

これだけのモノを抱えている母も

実は心が疲れているのです

 

それにうすうす気が付いていても

捨てる労力が勝っている分

目をつぶってしまうのです

 

時代が変われば生活も変わる

人が減ればモノも一緒に減らさなくては

モノばかりが残ってしまう

 

そこまではわかっているようです

 

では、どうしたら

母のこころに負担なく減らせるのか!

 

それは

奥の見えない部分から徐々に減らすこと

 

一度に全て取り出して

「使っているモノと使っていないモノに分けよ!」

「使っていないものは処分する!」

と、言ってしまうにはあまりにも酷なのです

 

人の思い

その人じゃなければわからない思い

 

自然に徐々にひとつひとつ

母のこころに負担かけないくらいのペースで

箱に入れていくことにします

 

その箱を

見えない納戸に場所を移す

 

高齢者の思いを一気に剥がすと

ボケの原因にもなるのです

 

使わなくても、持ち帰って捨てるにしても

「貰ってもいい?」と聞いて

そこから運び出してあげるのもひとつの手です

整理する中で

そんな嘘も必要かな?って思うのです

 

15名分の取り皿と数枚の大皿を確保し

使っていない他の器を

一割、二割、三割・・・

減らしていこうと思います

 

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