実家の母はたくさんの洋服を持っている
・・・いや、
正確に言うと
抱えているって言った方が合っています
この中にびっしりと...
ですが、今も着ている洋服は
この中の10分の1も無いかもしれません
では、何故捨てずにいるのか・・・
それは、全てのモノは父が買ってくれたからで
その一枚一枚に思い出があって
何処でどんな時に買ってくれたかが
母にとって大切な思い出となっているから..
しかし
母といろんな話をしていると
正直な気持ちが見えてくるのです
母の心の奥では、もう着ない洋服の存在を
「ちょっとだけ邪魔」って思うところがありました
でもでも、そんなことを口にすると
父との思い出までも邪魔って言っているようで
後ろめたさ... なのかも...
手放したい
本当の本当はそうしたい...
そんな母の本当の気持ちを
すーっと楽にしてあげられるものが
娘である私が引き継ぐこと
お下がりとして貰ってあげられることが
母にとって一番嬉しいのですが
体型も好みも違うし
時代が変わってデザインがね^^;
でも、着なくても
その生地を利用したいと言うと
お下がりと同じように快く手放してくれるのです
私が作っている布草履の鼻緒の部分に
母の洋服の一部を使ってあげることで
笑顔になってくれるのです
■鼻緒の寸法■
大 長さ75㎝ 幅 8㎝
小 長さ40㎝ 幅 5㎝
それが2枚ずつとれれば一足分の鼻緒が出来るのです
洋服としてではなく
布として活かすことで
洋服が簡単に手放せるようになるのです
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