■金庫の開け方を忘れた!

そう言って母が焦っていました

 

「いつか忘れてしまうかも」と

以前は笑いながら言っていたけど

本当にそんな日が来るとは...

 

開けられないのは初めてのこと

 

でも番号はメモしてありました

そのメモの隠し場所もわかっていました

鍵も別の所に隠していました

 

だいたい、ダイヤルというのは

右に回して次に左...

だと思うのですが

母はそれすら忘れてしまったようでした

 

認知症?

それとも、ふと忘れてしまっただけ?

 

しばらく開けていなかったから

忘れる気持ちもわかるのです

 

しかし、大切なモノが入っているのだから

開けられなければ困ります

 

今まで私は番号を書いたメモが

何処にあるかは教えてもらっていたけど

開ける方法までは聞いていなかったのです

 

いつ、どうなるかわからないのだから

母以外の誰かがちゃんとわかっていなくては

いけないことだと思いました

 

もしも金庫が開かない場合

持ち出せないほどの重さなので

出張してもらわなくてはいけません

母は業者さんに聞いたらしく

開錠に3万円以上かかると言われました

 

でも誰かが知っていれば

そんなお金もかからないのです

 

いろいろと回しているうちに

どうにか私に開けることができました

でも、ただ右に回しただけで

開くものではありませんでした

 

鍵がカチャっと右に倒れたときは嬉しかった♪

このことで

母は自分の記憶に自信を無くしてしまいました

 

ココで「開いて良かったね!」で

終わらせるのではなく

 

私たちは

しっかりと伝えておく時期にあることを

話し合いました

 

中にはいろんな大切なモノが入っていました

こういうお金に関係することって

娘であっても聞きにくいものです

 

親から子供へ伝えなくてはいけないことは

メモであっても良いのです

ちゃんと残しておきましょう!

 

母は、あとで開け方を思い出していました

でも、もう思い出さな日がくるかもしれないと

頷きながら言っていました

 

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