2014年

11月

27日

■実家の整理(食器棚)

実家の食器棚は三か所に分かれています

その中のひとつ...


グラス・お茶やコーヒーセット・お酒類の器など

普段使いではないモノばかり入っています

まずは全てを出すことから始めます

 

ガラス戸の中のモノ

下の扉の中のモノ

中を綺麗に拭きますが

椅子に上がっても一番上の奥側は

私でもやっと手が届く場所でした

一番上にはなるべく置かないこと

置いても手前にだけに並べる程度と決めました

 

父が使っていた徳利やグラスは

母にとっても思い出のモノで

捨てられない理由になっていました


そこで2つのことを決めました

・父の使っていたモノは3つまで残す

・オマケのグラスや重たいジョッキは全て捨てる


そうして収まった食器棚です

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2014年

7月

22日

■金庫の開け方を忘れた!

そう言って母が焦っていました

 

「いつか忘れてしまうかも」と

以前は笑いながら言っていたけど

本当にそんな日が来るとは...

 

開けられないのは初めてのこと

 

でも番号はメモしてありました

そのメモの隠し場所もわかっていました

鍵も別の所に隠していました

 

だいたい、ダイヤルというのは

右に回して次に左...

だと思うのですが

母はそれすら忘れてしまったようでした

 

認知症?

それとも、ふと忘れてしまっただけ?

 

しばらく開けていなかったから

忘れる気持ちもわかるのです

 

しかし、大切なモノが入っているのだから

開けられなければ困ります

 

今まで私は番号を書いたメモが

何処にあるかは教えてもらっていたけど

開ける方法までは聞いていなかったのです

 

いつ、どうなるかわからないのだから

母以外の誰かがちゃんとわかっていなくては

いけないことだと思いました

 

もしも金庫が開かない場合

持ち出せないほどの重さなので

出張してもらわなくてはいけません

母は業者さんに聞いたらしく

開錠に3万円以上かかると言われました

 

でも誰かが知っていれば

そんなお金もかからないのです

 

いろいろと回しているうちに

どうにか私に開けることができました

でも、ただ右に回しただけで

開くものではありませんでした

 

鍵がカチャっと右に倒れたときは嬉しかった♪

このことで

母は自分の記憶に自信を無くしてしまいました

 

ココで「開いて良かったね!」で

終わらせるのではなく

 

私たちは

しっかりと伝えておく時期にあることを

話し合いました

 

中にはいろんな大切なモノが入っていました

こういうお金に関係することって

娘であっても聞きにくいものです

 

親から子供へ伝えなくてはいけないことは

メモであっても良いのです

ちゃんと残しておきましょう!

 

母は、あとで開け方を思い出していました

でも、もう思い出さな日がくるかもしれないと

頷きながら言っていました

 

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2014年

7月

08日

■洋服が簡単に手放せる

実家の母はたくさんの洋服を持っている

・・・いや、

正確に言うと

抱えているって言った方が合っています

 

この中にびっしりと...

ですが、今も着ている洋服は

この中の10分の1も無いかもしれません

 

では、何故捨てずにいるのか・・・

 

それは、全てのモノは父が買ってくれたからで

その一枚一枚に思い出があって

何処でどんな時に買ってくれたかが

母にとって大切な思い出となっているから..

 

しかし

母といろんな話をしていると

正直な気持ちが見えてくるのです

 

母の心の奥では、もう着ない洋服の存在を

「ちょっとだけ邪魔」って思うところがありました

 

でもでも、そんなことを口にすると

父との思い出までも邪魔って言っているようで

後ろめたさ...   なのかも...

 

手放したい

本当の本当はそうしたい...

 

そんな母の本当の気持ちを

すーっと楽にしてあげられるものが

 

娘である私が引き継ぐこと

 

お下がりとして貰ってあげられることが

母にとって一番嬉しいのですが

体型も好みも違うし

時代が変わってデザインがね^^;

 

でも、着なくても

その生地を利用したいと言うと

お下がりと同じように快く手放してくれるのです

 

私が作っている布草履の鼻緒の部分に

母の洋服の一部を使ってあげることで

笑顔になってくれるのです

 

■鼻緒の寸法■

大 長さ75㎝ 幅 8㎝

小 長さ40㎝ 幅 5㎝

それが2枚ずつとれれば一足分の鼻緒が出来るのです

洋服としてではなく

布として活かすことで

洋服が簡単に手放せるようになるのです

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2014年

5月

31日

■実家の飾り物

それは

家族旅行の思い出の人形だったり

子供たちの修学旅行のお土産だったり

 

母は今でも

とても綺麗に飾っているのです

そのひとつひとつに

忘れられない思い出があります

 

これはヒロコから..

これはクミコから..

これはショウコから..

これはみんなで

あそこに行ったときのお土産..

 

母にとっては

大切なモノばかりなのです

 

ケースに入らない大きいこけしは

母の寝室に置いてあります

父とふたりで旅をした思い出のモノは

床の間に飾っています

これらを

今、どうしたら良いのか・・・

 

世代が変わると

好みも変わります

だから 

引き継ぐ人もいないのです

 

だけど

全ては母の思い出の品

 

額に入った作品も気に入っていたモノ

思い出が多いのは羨ましいことなのに

そんな思い出深いモノが多いことで

頭を悩ます娘たちがいる..

 

それらは

どの部屋にも飾られている

 

まさかね

これらのモノに悩むときが来るとは

思ってもみませんでした

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2014年

5月

30日

■使わない食器が8割

母はひとり暮らしですが

食器の量は

大家族でも足りるほと置いてあります

 

その理由は・・・

 

年に一度のお正月だけ

大家族になるからです

その数、15名...

 

しかし

年に一度のことに

15名のことを考える必要があるでしょうか?

 

一番使い勝手の良い食器棚はココ

でも、母がひとりで普段使っているのは

ご飯茶碗 1個

お椀 1個

小丼 1個

小皿 1枚

中皿 1枚...

こんな感じです

 

お料理に器を合わせて使ったとしても

この中の2割で十分足りるのです

 

ですが、あるのはこの食器だけではありません

 

こちらには大皿や丼類がびっしり入っています

一番下には

熱々で食べられるようにと

ステーキ専用鉄皿も11枚あります

 

捨てない理由は

「高かったから」...

 

その他にも

「記念の器だから」...

 

あの方から

「貰ったものだから」...

 

いつか

「使う日も来ると思うから」...

 

・・・(-。-;)

 

その他にも食器棚があります

もう誰も使わないアイスペールと水差しも

 

そしてこちらには

誰も飲まない日本酒専用器や

ワイングラスなど...

見えない部分にもグラスが20個

母の気持ちも

わからないわけではありません

 

昭和の何もない時代に生まれ育った母が

その時、その時

必要と思って買い揃えてきたモノばかりです

 

父が生きてたときに

愛用していたモノも

捨てられない理由でもあるのです

 

でもね

これだけのモノを抱えている母も

実は心が疲れているのです

 

それにうすうす気が付いていても

捨てる労力が勝っている分

目をつぶってしまうのです

 

時代が変われば生活も変わる

人が減ればモノも一緒に減らさなくては

モノばかりが残ってしまう

 

そこまではわかっているようです

 

では、どうしたら

母のこころに負担なく減らせるのか!

 

それは

奥の見えない部分から徐々に減らすこと

 

一度に全て取り出して

「使っているモノと使っていないモノに分けよ!」

「使っていないものは処分する!」

と、言ってしまうにはあまりにも酷なのです

 

人の思い

その人じゃなければわからない思い

 

自然に徐々にひとつひとつ

母のこころに負担かけないくらいのペースで

箱に入れていくことにします

 

その箱を

見えない納戸に場所を移す

 

高齢者の思いを一気に剥がすと

ボケの原因にもなるのです

 

使わなくても、持ち帰って捨てるにしても

「貰ってもいい?」と聞いて

そこから運び出してあげるのもひとつの手です

整理する中で

そんな嘘も必要かな?って思うのです

 

15名分の取り皿と数枚の大皿を確保し

使っていない他の器を

一割、二割、三割・・・

減らしていこうと思います

 

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2014年

5月

28日

■椅子に上がらない生活

母は高齢です

最近、膝の手術をしました

 

本人は

良くなったので

また椅子にだって上がれる!

って思っているようです

 

しかし・・・

もう高いところのモノに

手を伸ばすような生活はやめようねって...

 

今までは

洗面所のモノ入れの上に

ティッシュが置かれてありました

それを納戸の下にあるカラーBOXの中に

場所を移しました

トイレットペーパーも

今まで納戸の高い場所にありました

それを

母の手の届くところへ...

ひとり暮らしをしている母に

 

「高いところに上がるな!」

と言うのではなく

 

高い場所のモノを移す作業は

誰かがしてあげなければいけません

 

体に合わせ

モノの場所を移す

 

体に合わせ

生活しやすい環境に変える

 

私たちもいつか老いていくのです

今、母が不自由と感じていることを

しっかりと私たちが感じとり

ガミガミ言うのではなく

手を差し伸べ 出来る人がする

 

それは 老いる前に

私たち自身が気づけるという

大切な学びでもあるのです

 

 この納戸の中には

母を説得して処分するモノが

まだまだありました

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